ブログ
空間から「田舎暮らしがなぜ心地いいのか?」考える
こんにちは。
田舎生活研究所です。
3月に入りポカポカ春の日差しがやさしいですね。
先日綾部に行って来たのですが、フキノトウがJA京都にのくにの採采館で販売されていて、思わず買ってしまいました。ふきみそにして食べてみたら、鼻から抜けるほろ苦い香りがたまらない!旬の贅沢ですね。
さて、2019/3/9「リトルあやべ vol.10 自然と共に生きる、住まい選びのコツ」がそろそろ近づいてきたので、ゲストの田村さんのご紹介をします!
今回、田村さんにお越し頂くことになったのは、京都ペレット町家ヒノコに事務所もある京都・森と住まい百年の会の代表理事をされているから、というのが大きな理由です。
京都・森と住まい百年の会は、川上から川下まで、京都の森に関わる様々な人が連携し、地域の森林を守るネットワークです。メンバーには、建築、行政、林業、一般の方から学生まで様々な分野で活躍される方がおられます。過去には「北山杉・里山コンサート」や「ライフ・アンド・フォレスト【先生たちの本音~林業人材育成の現場から~】」などのイベントを開催されています。田舎生活研究所のメンバーの松田や前田もメンバーです。
さて、そんな会の代表理事もされている田村さんは、企業組合もえぎ設計の一級建築士さんでもあります。
京都西陣に事務所を構える企業組合もえぎ設計さんは、住み手・使い手・住民の立場に立った建築や街づくりを大切にされています。人が住まう家は、健康的で文化的な毎日を送るために欠かせない器です。イベントを前に、そんな住まいづくりを実践されている事務所に伺ってきました。
事務所に近づいてくると木の燃える香りを感じ、看板の上にあるペレットストーブの排管を発見!町家の事務所ではペレットストーブを導入されています。
以前まで、京都ペレット町家ヒノコにもあった「ペレット Mini-A」を使っておられました。
さりげなく置かれている火鉢が素敵です。
見世の間の奥には天井の高い空間にずらりとデスクが!!プロのお仕事現場は緊張感があります。
綾部の古民家改修工事の際に、個人的に好きなのが梁を眺めること。昔の建築の木は迫力があり、見ごたえがあります。昔の山の様子や大工さんの仕事を想像するだけで胸が高鳴ります!
「外とのつながり」の要素を大切にされている、もえぎ設計さん。庭は大切な存在です。季節の移ろいや時の流れを教えてくれる窓からは、その家で大切にされている樹木や石灯篭などが垣間見えておもしろいです。
昔は、お医者さんをされていたという町家の歴史を大切に伝えておられます。
そして、一番楽しかったのが、床板です、なんとそれぞれの部屋で樹種が違うのだとか!
節があるもの、木目が面白いもの、今度伺たときはぜひ裸足で歩いてみたいな…
2階の様子。木の空間って静かで落ち着きますね。
こんな素敵な事務所でお仕事をされている田村さん。実は、田舎が嫌いでもっとかっこいい建築を勉強するんだ!とコンクリートやガラスの建築を学びに都会の大学へ出たそう。そんな思いで建築の仕事をしている中で、木を好きでない自分が、いつの間にかまた木を大切に使う建築に携わっていた…
木の不思議、空間の不思議。心地いい住まいを考えたときに、建築だけでなく、まちづくりも視野に入れておられるのは、人は結局、地球の中の生き物だということに立ち返るからだそうです。ゴリラとサルの間の動物である人間が、これまでどういう暮らしの変遷をたどってきたのか?住まうとはどういうことなのか?そんな話から現代社会の暮らしの話まで、3/9、田村さんにお話し頂きます。ぜひ遊びにいらしてくださいね。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
~田舎暮らしがなぜ心地いいのか?を考える~ withヒノコ市
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
綾部市への移住定住を目的として、田舎生活をテーマにしたイベントを
京都ペレット町家ヒノコ(京都市)にて開催しています。
様々なフィールドで活躍するゲストと共に肩肘張らず語り合い、
綾部での取り組みにつなげていきます。
新たなアイディアが生まれる場にぜひ遊びにいらして下さい。
今回のゲストは、NPO 法人京都・森と住まい百年の会 代表理事の田村宏明さんです。
この会は、森林に関わる様々なメンバーが立場の違いを越えて、森林資源を大切に使うために活動するネットワークです。
また、一級建築士としてのお仕事場である、企業組合もえぎ設計で、
居心地の良い住まいとは何か?を常に考えておられます。
「外とのつながり」「時の移ろいや季節を感じる」をキーワードに、自然と人が共に生きる田舎暮らしを
空間から紐解いてみましょう。
森林、建築、田舎暮らしなど、少しでもご興味のある方なら、どなたでも大歓迎です!
【ゲスト】
田村宏明さん(NPO 法人京都・森と住まい百年の会 代表理事)
http://moegi-archi.com/about/staff.html
【日時】2019年3月9日(土) 15:00-17:00(14:30受付開始)
※17:00~NPO 法人京都・森と住まい百年の会 所属の学生による卒論発表会を行います。ご興味のある方は引き続き、ご参加下さい。
※11-21時までヒノコ市を開催中。野菜市や木材市、ジビエ料理なども随時楽しんで頂けます。
【参加費】1000円(ワンドリンクオーダー制)
※追加で、ジビエ料理などカフェメニューもオーダー可能です。
★ヒノコ市とは?★
「里山の恵みを町家で頂く」をコンセプトに毎月第2土曜日に開催しているヒノコ市。
今回は、田舎生活研究所とのスペシャルコラボ企画として、ジビエ料理や森林農法のコーヒーを頂きながら、
田舎暮らしについて考えるひと時を楽しんで頂けます。
詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/2009931289121531/
【場所】 田舎生活研究所 京都窓口
〒604-0931京都市中京区寺町通二条下ル榎木町98番地7
京都ペレット町家ヒノコ2階
【お申込・お問合せ】
以下の方法のいずれかでお申込下さい。
◎ 申込み方法1 ◎
以下のリンクからお申込下さい。
https://goo.gl/forms/5ST1vJn31HThakm52
◎ 申込み方法2 ◎
田舎生活研究所 京都窓口 京都ペレット町家ヒノコ内
tel:075-241-6038 fax:075-741-8023
※お申込は、お名前、当日連絡の取れるお電話番号をお知らせ下さい。
※締め切り 3月7日(木)まで
■田舎生活研究所で「littleあやべ」を一緒に作りませんか?■
田舎生活研究所は、綾部への定住促進と木育の普及を目的に活動しています。
今回のイベントは、綾部というフィールドから田舎生活のモデルを作るため
「littleあやべ」と題して、様々な交流から発見を生み出していく場です。
●綾部ニュース!●
〇3月23日(土)11:00-16:00 「春が来た!芽吹きの綾部へ行ってみよう!田舎生活体験ツアー」【第1弾】を開催します。
〇3月24日(日)11:00-16:00 「春が来た!芽吹きの綾部へ行ってみよう!田舎生活体験ツアー」【第2弾】を開催します。
詳しくはこちらまでお問合せ下さい。
田舎生活研究所・京都窓口 tel:075-241-6038
※このイベントは「京都府地域力再生プロジェクト支援事業」を活用しています。
————————————–*
田舎生活研究所 京都窓口
株式会社Hibana/京都ペレット町家ヒノコ
〒604-0931
京都市中京区寺町通二条下ル榎木町98番地7
tel:075-241-6038 fax:075-741-8023
田舎生活研究所
mail:inakaseikatsu.ayabe@gmail.com
URL:https://inaka-seikatsu.info/
instagram:https://www.instagram.com/inakaseikatsu.ayabe/
FB:https://www.facebook.com/inakaseikatsu.ayabe/?ref=br_rs
京都ペレット町家ヒノコ
mail:kyoto-pellet@hibana.co.jp
URL:http://hibana.co.jp/kyoto-pellet
brog:http://ameblo.jp/hibana-hinoko/
*—————————————
綾部の黒谷和紙 ハタノワタルさんの仕事
こんにちは。
皆さん、綾部の黒谷和紙をご存知ですか?
美しい水源がたくさんある綾部では
800年前に平家の落人が移り住み始めた黒谷で盛んに作られるようになりました。
今回は、そんな黒谷和紙作りを仕事にされているハタノワタルさんの展示会に
行ってきました。
田舎生活研究所・京都窓口近くの「京都 やまほん」さんというギャラリーで開催中です。
寺町二条を東へ曲がったところにある、「京都 やまほん」さん
階段を上がっていくと…
奥行きのある空間が…
こちらの黒い箱がハタノワタルさんの仕事です。
ギャラリーの方曰く、こちらの名刺入れが人気とのこと。
会期は明日1/22(水)までです。
単純に美しく、和紙の色を眺めていると、綾部の風土を感じます。
山の稜線、土の香り、空の青。
独特の色の選択が、なんだか心をくすぐるそんなひと時でした。
さて!綾部に行きたくなってきませんか??
そんな方におススメなのが、綾部を拠点に、ゲストハウスや観光ガイドをされている、
工忠さんです。黒谷和紙体験のツアーなどもされているので、
ぜひ遊びに行ってみて下さいね。
————————————–*
田舎生活研究所 京都窓口
株式会社Hibana/京都ペレット町家ヒノコ
〒604-0931
京都市中京区寺町通二条下ル榎木町98番地7
tel:075-241-6038 fax:075-741-8023
田舎生活研究所
mail:inakaseikatsu.ayabe@gmail.com
URL:https://inaka-seikatsu.info/
instagram:https://www.instagram.com/inakaseikatsu.ayabe/
FB:https://www.facebook.com/inakaseikatsu.ayabe/?ref=br_rs
京都ペレット町家ヒノコ
mail:kyoto-pellet@hibana.co.jp
URL:http://hibana.co.jp/kyoto-pellet
brog:http://ameblo.jp/hibana-hinoko/
*—————————————
京都市役所前・ゼスト御池のcocochi select by GUNZE
京都市役所の地下にある、ゼスト御池にcocochi select by GUNZEという
お店があるのをご存知ですか?
綾部に現在も本社がある創業120年のグンゼさんのセレクトショップです。
「ここち良さを感じられるアイテム」を季節に応じて幅広く取り揃えておられます。
スタッフも綾部市の移住定住プロジェクトに関わらせて頂くようになり、
お店の近くということもあり、度々お買い物をさせて頂いております。
店長さんはなんと宮津市のご出身です!一気に親近感が沸いてきました♪
スタッフの愛用は、5本指ソックスと縫い目のないランジェリーと旦那さんへプレゼントした肌着などなど…
現在セール中で、良いものがお安く手に入るようです♪
今日もお客さんで賑わっていましたよ♪
そんなcocochi select by GUNZEにも当店のイベント情報を置いて頂いております!
ぜひ、お立ち寄りくださいね。
また、当店ではそんなグンゼさんが生まれた町、綾部へのご案内もさせて頂いています。
12月に開催したご案内会では、グンゼスクエア内にあるあやべ特産館にてお買い物や
グンゼ博物苑に行きました。
特産館の中には新鮮野菜からオーガニックな加工品、グンゼさんの下着まで!
綾部のいいものが揃っています。(あやべ特産館の焼き肉のたれは、オーガニックなのに
パンチが効いててかなりおススメです!)
またグンゼ博物苑には、グンゼさんの誕生から、現在の幅広い事業までを
一気に知ることが出来る展示がたくさん。
感動したのは、やはり教育の部分。教育者であった創始者が女工さんにもしっかりとした
教育をということで、様々なシステムが考えられていて、人を大切にする会社さんなんだな~と
感じました。
SDGsにもしっかり取り組まれているのですね!
そして、ツアーではもちろん綾部の古民家もご案内させて頂きます。
そんな冬の綾部が気になられた方に朗報です↓
詳しくはこちら
お気軽にお問合せ下さい。
本日のお客さん・舞鶴から来たラストサムライ!
こんばんは。
本日は、京都窓口の「京都ペレット町家ヒノコ」に
舞鶴から毎週やって来られる、ジョー岡田さんが
海外の方々と一緒にご来店下さいました。
2018年も大変お世話になりました。
年の瀬も押し迫り、皆様いかがお過ごしでしょうか?
京都府綾部市は昨日から雪が降り積もっております。
さて、2018年も盛りだくさんの1年でした。
木育カフェin綾部を皮切りに…
木育こども祭in綾部
長野県へメンバーが視察へ伺い、柳澤さんとの出会い
リトルあやべスタート ゲスト:柳澤さん&ヤマケンさん
コワーキングスペース新宮(綾部)のスタート、つながり…
パティシエ・ノリでの木育フェア
花結び舎さんとのコラボイベント&ツアー
綾部・交流大学とのコラボイベント、「おだやかな革命上映会&井筒耕平さんの講演会」
古民家体験ツアー
古民家展示場みやけの誕生
リトルあやべvol.1~
移住相談会…
今年も皆様に支えて頂き、1年が過ぎようとしています。
来年は「綾部×木育」で何か生まれるのか!?
どうぞよろしくお願い申し上げます!
良いお年をお迎え下さい~!
いなか の生き方、働き方を語らナイトのご報告
2018/7/13に「『いなか』の生き方、働き方を語らナイト」を開催させて頂きました。
ゲストの柳沢洋介さんが詳しく感想をFacebookに上げて下さっていたのでシェアさせて頂きますね!
当日は、年齢層も幅広く、京都市内だけでなく、大阪、綾部からもご参加下さる方がおられてビックリ!
↑ゲストの柳澤さんと、田舎生活研究所 代表の原田。佐久市がなぜ、移住者が多いのか?色々と伺うと、東京からのアクセスの良さ、晴天率が非常にいい、災害が少ない、水がキレイ…など「そりゃ住みたくなるよな~」と思うポイントがそろっていました。もちろん、綾部も京都市内から特急なら1時間で行き来出来たり、大企業が多く仕事がある、水源の里でもわかるように水がキレイなどなど良いところはありますが!
また、柳沢さんが京都で学生時代を過ごされ、建築のお仕事をされてから、佐久市にUターンされてからのシェアハウス、ゲストハウスのオープン秘話も面白かったです。コンセプトを「クリエイティブな職業で起業したい人向けにした「共用アトリエ付きシェアハウス」」としてスタートされたものの、初めはなかなか人が集まらず、昔、自分が旅先で宿泊して面白さを体感していたゲストハウスを開業したそう。やはり山あり谷あり、起業したら色々ありますよね…今は、入居者も増え、仲間のコワーキングスペース運営者とイベントをしたり、商店街活性化のツアーをしたり、軌道に乗ってきたそうです!毎月開催されている、シェアハウスでのご飯会も徐々に人が増え、色んなキャラクターの人々が集う場所になってきているようですよ。そもそものスタートの、商店街の活性化に向けて、入居者たちが育ってくれる日も近い!?
↑立ってお話をして下さっているのは、鶴田 勇気さん 実は、鶴田さんは先月佐久市に行かれ、コワケ―ションを佐久市のコワーキングスペースで体験されたのです!佐久市・大阪。京都で繋がりが生まれています。
そして、このファンキーなTシャツ女子は、東京から鶴田 勇気さんのシェアハウスに移住されたそう。若いけど、隠居したい!?そうです。
↑この方は、綾部市の大槻さんです。定住・地域政策課で綾部の生の定住事情、農家民泊事情を語って下さいました。綾部生まれの綾部育ち!綾部愛が半端ないです!
↑綾部出身の公認会計士さん。コワーキングという働き方に、「あ!綾部で仕事出来るんだ!」と発見したと嬉しい感想を頂きました♪
↑京都ペレット町家ヒノコ オリジナルの木の器で軽食をお出ししました♪
↑綾部のお酒♡若宮酒造株式会社の日本酒と梅酒。そして最近生まれた、栃の実が入った焼酎!栃神。スッと飲みやすい。限定1000本の焼酎です。
↑綾部駅前に出来たカフェ・ノリのオリジナル、塩マカロン。暑い夏なら冷やして美味しい!
↑そんなこんなで自己紹介を皆さんにして頂いた後は、自由に交流の時間を過ごして頂きました!実際にゲストハウスを運営したい、している方や佐久市出身の方、綾部に住みたい方などなどアンテナは様々ですが、それぞれに何かお土産を持ち帰って頂けたなら幸いです!
今後も「あやべ」「木育」「起業」をテーマに様々なゲストをお招きしていきます♪ご自身に合った会がありましたらぜひ、お気軽にご参加下さいね!
今年度の相談に京都府庁へ行ってきました。
どくだみの花が木陰に咲き始めましたね。
もう5月も終わりです。
さて、今日は田舎生活研究所がいつもお世話になっている京都府の
地域力再生プロジェクトの申請書類提出の相談に
京都府庁旧本館地域力ビジネス課さんへ行って来ました!
京都府庁旧本館地域力ビジネス課にある「京都ちーびずプラザ」は、
「京都ちーびずカタログ(京都府庁女子の48選)」掲載品を展示・販売されているスペース。
また、ちーびずの方々がミーティングが出来るフリースペースもあります。
今日は、この木のテーブルで府庁の担当の方と打合せです。
昨年度は、親子で楽しめる木育イベントを綾部で開催させていただいたり、
綾部をもっと知っていただく為のツアーやイベントを開催しました。
水源の里・上林地区にある「五泉(イイズミ)」ツアーの様子。
写真は、山家ハッピーアイランドのBBQハウスにて。
↑木育フォーラムin綾部の様子。東京おもちゃ美術館の多田館長のお話です。
「今、木を伐る時代」というお話もあり、森林面積が市の7割強を占める綾部市で
今後、何が出来るかを考える機会となりました。
↑里山ねっと・あやべでの木育まつりの様子。約1000人の方にご来場いただきました。
創造力豊かな子ども達が様々な遊び方をする姿に木育の可能性を感じました。
そんなこんなで、たくさんの学びを与えて下さった昨年度から、
今年は、木育キャンプ、自然エネルギー普及、都市部と連携した移住促進をテーマに
頑張らせていただけたら…とご相談させて頂きました。
↑京都ちーびずカタログ。京都府内の様々な地域を取材されていて、いろんな人や取り組みがあるんだな~と毎回興味深く読ませていただいてます♪
因みに、ちーびずカタログの6号では、田舎生活研究所の代表、原田と
事務局長の松田を特集頂きました!
今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます!