人暮らす
再生古民家×フーレセラピー
みんながここへ来て 癒されて帰ってくれたら、
それが嬉しい。
藤山さん夫妻は、昨年10月に東京から綾部にUターンし、佐里(さざと)でフーレセラピー「sazato 和香」の仕事を始めた。フーレセラピーとは、足の様々な部分を使い分けてカラダ全身をほぐしていく最近人気の美容健康法である。
ご主人は元々綾部出身だが、高校卒業後すぐにこの地を離れ、長くエンジニア関係の仕事に携わってきた。伊丹勤務の時代に鹿児島出身の奥様と出会い結婚。神奈川、東京勤務を経たのち52歳で脱サラし、フーレセラピーの技術を習得。奥様も同時にアロマセラピーの技術を身につけ、東京町田市において二人で癒しのリラックス空間、ナチュレを立ち上げ4年間の営業を続けた。
その後、ご主人のお父様が高齢のため綾部にUターンすることになり、縁あって綾部・上八田の古民家を購入し再びこの地でフーレセラピーの仕事を始める。まだまだ綾部では販路開拓中だが、地元上八田を中心に少しずつ広がりを見せている。
Q1.このお仕事はどのような内容でしょうか?
私たちのお仕事は、フーレセラピーという手を使わずに足の様々な部分を使い分けてカラダ全身を優しくほぐしていく美容健康法を施術することです。 足の広い範囲を使うので効率良く筋肉をほぐし「血液・リンパ」の流れをスムーズにしてくれます。 手とは違い「点」での刺激がなく足の「面」を使うので痛くない、やさしい健康法です。
また、細胞の活性化を促進する天照石を使った足湯も用意しております。フーレセラピーの前あるいは後にこのお湯を使わない石粒の足湯につかる事で、癒し効果をより得られる事ができます。
静かで落ち着いた古民家のお店で、お客様は十分にリラックスされ、ほとんどの方が施術中にぐっすり眠られます。そしてスッキリ生き生きとした姿になって帰られます。
Q3.綾部にUターンされたのはなぜですか
一人暮らしをしていた父が高齢のため、戻ってきました。そしてすでに東京で開業していたフーレセラピーは綾部でも仕事が始められると思ったからです。
Q4.この古民家との出会いはなんですか?
田舎生活研究所の原田さんに相談したところ、この物件を紹介していただきました。この古民家は、原田さんがその価値を高く評価され独自の感覚で残すところはしっかり残し、また新しくするところは美しくリフォームされていて素晴らしい住まいになっています。実は当初は原田さん自身が、いろいろな目的で使用されるつもりでいらっしゃったのですが、綾部市の活性化の願いも込めて、譲って(購入させて)いただくことになりました。
Q5.これまでの生活と変化はありましたか?
東京の暮らしと綾部の暮らしの違いはよく理解していたつもりでしたが、案外上八田地区の暮らしのことは知らないことが多くありました。思った以上に草刈りの面積が多かったことや、雪かき、薪集めが大変であることなどは住んでみて初めて知り、すぐに刈払い機や鍬、軽トラを揃えました。村用や飲み会もよくありますが、それも楽しく移住者(Uターン者ですが)の集まりにもよく参加させていただいています。
[案内人 相根良孝(プラン・ドゥ代表)]
藤山さんご夫婦には、急なインタビューのお願いにもかかわらず終始穏やかに、1つ1つ丁寧に言葉を選んで質問にお答えいただきました。いくつもの人生の転機を経てたどり着かれた現在のお住まい、そしてお仕事がとてもナチュラルで無理がないように映り魅力的でした。小雨が降る帰り道の車の中、なにか素敵なものをいただいたような気がして、微笑みながら帰路につきました。
足で施術するマッサージ フーレセラピー
Sazato 和香
〒623-0112 京都府綾部市上八田町大野12
TEL(予約):0773-21-7305(前日の17:00までに予約お願いします。)
営業時間:10:00~17:00 最終予約受付:17:00 定休日:不定休
URL https://sazato.wixsite.com/wako
e-mail sazato.wako@gmail.com※施術中は留守番電話で予約を受け付けております。お名前(フルネーム)、電話番号、ご予約希望日時を録音してください。折り返し連絡させて頂きます。(連絡の取れる電話番号を必ず入れて下さい)
ゆったりとした癒しの空間で和んでいってください レンタルスペースも貸し出していますのでお気軽にお問い合わせください 綾部市内からアスパ、グンゼの前の通りを北へ、小呂峠をこえた佐里の三叉路を右に曲がってすぐの左手にあります。舞鶴、福知山方面からは485号線沿い佐里の三叉路付近です。