古民家のある里山の自然。
綾部の魅力を届けるパートナー

「人を呼んで、綾部をもっと良くしたい」。この思いを共にし、綾部のまちづくりを先導、空家となった古民家の再生を手がける2人に話をうかがった。

原田:「田舎の不動産屋としてできる地域社会への貢献って何やろ?って考えたら、綾部に多く残る古民家の再生も、ひとつ大事なことやと思ったんです」。
塩見:「原田さんも“綾部の風景を残したい”とおっしゃるように、里山の街道沿いに民家が建ち並ぶ景観は、都会の人にも伝わる大きな魅力。それにしても、とても安くで売っておられますよね?」
原田:「できるだけ多くの田舎暮らしをしたい人に見てもらいたいんです。賛沢なリフォームより、植木を切って庭で畑ができるようにしておいてあげる方が、都会の人も喜んでくれます(笑)」。
塩見:「この家もいいですよね、僕が買いたいぐらい(笑)。ロケーションはもちろん、静かで周辺との距離感もいい。でも、原田さんも僕も、空家の数さえ減ったらいいとは思いません。そこに住む人が、田舎の古民家で個性を大いに発揮して欲しいです」。 原田:「先日も、綾部の家をリフォームして田舎の人が作ったモノを集めて売るお店がしたいという女性に出会ったんです。資金はあまりないと思いますが、彼女のような志のある人は応援したいですね」。

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